社会福祉士ムルソーの介護ブログ

介護現場の現状や、今後の介護がどうあるべきかについての話をします。また、新しい社会福祉の在り方「社会福祉2.0」を提唱していきます。

介護施設のケアマネは給料泥棒?

 

 

ムルソーです。

 

 

 

 

今日は、ケアマネジャーについて語ります。

 

 

 

 

ぶっちゃけると、僕の所属する会社のケアマネが、いかに働かないかという話です。

 

そして、その事に対し、僕がどれほど会社に怒りを感じているか、という話です。

 

 

 

 

 

 

僕は、新卒で入社して同じ施設にずっといるので、他の施設   他の会社のケアマネがどんな感じか知りません。

 

 

 

ですが、他施設で働く会社の同期に話を聞くところ、現状は似たようなものでした。

 

 

 

 

では、さっそく始めます。

 

 

 

 

 

 

ケアマネとはどんな仕事をするのか

ケアマネの一般的な仕事内容について

メインの仕事は、ケアプランを作ることですね。

ケアプランは、介護サービス計画書のことで、個人個人の状態に合わせて作られます。

 

 

 

その人が適切に介護サービスが受けれるように支援する為の計画書ですね。

 

 

 

もちろん、ケアマネの仕事はそれだけではありません。

 

 

ケアプランを作る前に、利用者の状態把握をする為の面談をします。

これをアセスメントと呼びます。

 

 

その後は、利用者本人や家族、主治医、看護師、介護士を交えて、より良いプランにする為に話し合います。

これをサービス担当者会議と呼びます。

 

 

 

さらに、作ったケアプランが、ちゃんと計画通り実行できているかの確認をします。

これをモニタリングと呼びます。

 

 

 

 

 

 

とまぁ、施設ケアマネの仕事を、ざっくりと取り上げてみました。

 

しかしながら、僕のいる会社のケアマネは、そんなことしません。

 

 

 

 

 

 

僕の会社のケアマネについて

僕のいる施設のケアマネは、利用者のケアプランを作成することはしますが、その前段階のアセスメントは実施しておりません。

 

 

 

「アセスメントやらずに、どうやって利用者の把握をするんだ?」

 

 

 

なんて指摘をいただきそうですね。

 

 

勿論、アセスメントは実施しております。介護職員がね。

 

 

 

「え?」と思われた方もいるかもしれません。

 

 

 

そう、アセスメントは介護職員がやっているのです。ケアマネは、僕らがやったアセスメントを元に、指定の用紙に入力した後にケアプランにしてるんです。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、新しく入居が決まった利用者のアセスメントも、介護職員が行ってます。ケアマネも行くときがありますが、ホントに時々です。

 

 

 

 

さらに、モニタリング。これも介護職員がやってます。

ケアプランが計画通りに実施されてるかどうかって、ケアマネジャーの専門的見地から判断すべきことだと思うのですが、コレは良いのだろうか??

 

 

 

 

そして、サービス担当者会議。やってません。

勿論、看護師や主治医などから事前情報はもらいますが、集まって会議なんて、一回もやったことありません。

 

 

 

 

5年同じ施設にいるけど、そんな会議やってるの見たことない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

具体的に、うちのケアマネは何をしてるんだ?

 

さて、僕のとこのケアマネは一体なにをしてるのか?

 

奴らの仕事内容は、以下の通り

 

・モニタリング(介護職員がやったやつ)の確認作業

・アセスメント(介護職員がやったやつ)をもとにケアプランを作る

・事故報告書の内容や件数についての報告

 

 

えー、基本的に僕のいる施設のケアマネは、施設利用者とコンタクトを取ることはありません。

 

 

コレはやはりどう考えてもおかしいのではないだろうか。

 

 

 

介護職員に業務を押し付けすぎじゃないのか?

実際、うちの施設のケアマネは暇そうだ。

 

 

スマホをいじってたり、しょっちゅうタバコ吸いに行ってたり…

 

こういうの、給料泥棒ってゆうんじゃないのか?

 

 

 

 

ちなみに、施設の利用者は約80人、ケアマネジャーは2人います

 

 

 

 

他社のケアマネもそんな感じなのか?

 

 

全国の介護職員に尋ねたい。

 

「おたくのケアマネ、どんな感じ?」

 

 

 

 

 

一方で、介護職員の仕事は?

利用者の食事、移乗、排泄、入浴介助、記録記入、掃除、洗い物、洗濯、オムツなどの必要物品補充、排泄表や食事チェック表の更新、家族との連絡、事故報告書記入と数日後の評価、毎月のヒヤリハット作成、新入居者の情報まとめ、介護認定調査の申し込み代行及び認定調査員とのやり取り、毎月の季節湯の準備、リネン類の発注、洋服に不足が無いかどうか、部屋の掃除、電気やトイレや水道に異常がないかどうか確認、爪が伸びていないか......

 

 

 

 

仕事量多すぎじゃないですかね?

 

 

これで、ケアマネの給料は僕らより上なんだから、ぶざけた話だ。

 

 

 

 

 

確認したところ、ケアマネジャーの仕事は会社が決めていることのようです。

 

 

 

僕も今まで何も言わなかったわけじゃないです。

 

ケアマネの仕事内容の少なさと、それに対する僕らの仕事量の多さ、そして給与の差について。

 

 

そしたら上司にこう言われました。

 

 

「上を目指しているなら、そんなことは気にすべきではない」と

 

完全に論点をズラした回答。もし僕が上を目指してない人間だったら、どうなっていたのだろうか。

 

 

 

まぁ、会社の方針だから、上司に言ったところで解決する問題でもないんですが。

 

だから、僕は最近、本社に訴えかけてみようかと思ってます。

 

 

 

 

 

怒りに身を任せたままに書いた記事でした。

 

 

現場からは以上です。