介護の仕事は無駄ばかり?非効率的な部分を取り上げ、改善点を考えてみた
ムルソーです。
今回は、介護の仕事にまつわる無駄業務についてモノ申したいと思い
はじめに断っておくと、今回取り上げる無駄な業務というのは、あくまで僕が勤めている所の話であり、全ての介護現場に共通する話ではありません。
介護記録が手書き
介護記録というのは、施設利用者の一人ひとりのケアプランに沿って作成されるものです。
「この介護記録はパソコンで入力しても良いのでは。。」
と僕は思っているのだが、僕のいる施設では手書きである。
提供するサービスが印字されてあり、それが終わったら時間を記載してサインする。
しかしそれだけではなく、その利用者が日中どのように過ごしていたかを記載する必要があります。
「10:30 体操に参加」
「10:00 食堂でお茶を飲まれる」
「10:00 ベットで休まれている」
などなど。
時間ごとに細かく記載しているのではなく、午前・午後の様子を簡単に記載するものだ。
夜は、21時から7時の間で、4回見回りをし、安否確認をする。その時の様子も記録に記載する。
しかし、僕のいるフロアには利用者が25人近くいて、記録を書くだけで時間を取られる。
特に夜なんて、各フロアに1人しかスタッフがいないので、記録の記載の時間さえ惜しい時がある。
夜は(あたりまえだが)寝てる人がほとんどなのだから、
「入眠中」とか「良眠中」とかになる。
4回の見回りごとに、その様子を記載することになるので、一人の記録用紙に最大4回「入眠中」or「良眠中」を記載することになる。
「ホントに無駄!コピー&ペーストしたい!」
と今まで何度思ったことか。
とまぁ、このように介護施設では未だにペーパーレス化が進んでいない。
非効率極まりない話である。
ちなみにいうと、ケアプランや事故報告書はパソコンで入力している。まぁ、プリントアウトしてるけど。
洗い物で時間が取られる
僕のいる施設には、厨房がある。
施設利用者の食事はそこで作られ、時間になると食器をまとめて厨房に持っていく。
食器は厨房のモノだから厨房が洗うのだけど、僕ら介護職員が洗わなければいけないものもある。
食事の前に提供するお茶のコップや、薬の服用時に飲む水のコップなど。
それが意外と量が多い。
食器洗い機なんかがあれば、時間の削減になると思う。
「厨房に持っていけばいいじゃん」というアイデアがありそうだが、厨房も厨房で人手が足りず手一杯なのだそうだ。
あと、厨房のコップを介護現場に持っていき、それを利用者に貸したまま帰ってこない、というケースも多いので、実現は難しそうだ。
掃除の時間が無駄
毎食後、スタッフが食堂を掃除する。
テーブルを拭き、床を掃いて、最後にモップがけする。
これも結構時間が取られる。
しかも、食堂以外のところは手が回っていない。
僕は、ルンバのようなロボット掃除機を四つくらい買って、夜中に動かしておけば良いのでは、と思ってる。